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第155回国治研セミナー

全体構造法による失語症リハビリテーション ★終了いたしました。

〜症例検討を加える〜

お誘いのご挨拶

高齢化、医療福祉制度、業務の多職種間流動などリハビリテーションおよび言語聴覚療法をとりまく環境が変わっていく時代です。それは、急性期の自然回復に甘んじてだけはいられなくなって、STが求められている真の要求から目をそらさず真剣に向かい合い、結果を提供できる貢献ができなくてはならない本来の時代です。
全体構造法は人間が(再)獲得する言語とは何か、言語の何を獲得すれば良いのか、どのように獲得すべきかに対し、「聞き・話す」その人の自己(受容)感覚を基軸に考えていく道筋で答えを出してきました。自己受容感覚とは神経心理学でいわれる自己の身体図式であり、意識ある脳が行なう高次な脳機能発展の基本です。

全体構造法は「法」となっているため、ある種のテクニックと受け取られるかもしれません。しかし、本法は人間の脳がもっとも自然に言語を(再)構築していく方法を自ら気づくすなわち知覚の構造化から探求してきた体系なのです。決してHOW-TO 的な技法ではありません。ですから他の訓練法を全面否定しているものでもありません。本法の技法の一部は一見、他の方法と似ているものも当然あります。違いは、ご本人が自ら能動的に知覚できるように目的が異なっているだけです。すなわち本法の技法の特徴は、教えたり指導したりするためのものではなく、失語症ある方自身が自らの力で必要な言語要素に気づき構造化していけるように援助するものです。このように人間にとって最も自然な道筋を追っているため、全体構造法は現在、失語症のみならず認知症、発達障害、吃音などにも広く活用され、またさまざまな合併症があっても成果を出せているのです。

セミナーでは、本法の基本から具体的な手段まで盛り込み、実際の臨床場面を見ながら、手技や改善変化の推移を紹介したいと思います。さらに今回は、一症例の報告を土台にして、臨床上どのように手技を設定していくかを一緒に考えて行くことも企画しました。合併症などをもつ全体で一人の方に対する全体構造法臨床をお伝えできればと願っています。

道関京子

日時・場所

2016年3月19日(土)20日(日)・天満研修センター(大阪市北区錦町2-21)(地図

受講料

18,000円/2日間
※2名以上でのお申込み 17,000円(お一人様)
※修了証のご希望は500円プラスとなります。

講師

・道関 京子先生(新潟リハビリテーション大学)
・渡邉 弘人先生(沖縄リハビリテーションセンター病院)
・鈴木 勝先生(山内ホスピタル介護老人介護施設)
・二木 保博先生(長野赤十字病院リハビリテーション科)
・吉田 正男先生(済生会明和病院リハビリテーション科)
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